
電車でおじさんに話しかけられたとメッセージしたら→彼氏の返信がやけに細かかった理由
コラム
「嫉妬?」と聞いたら
あまりに質問が細かいので、「もしかして嫉妬?」と打って送ってみたら、すぐに返ってきたのは「違う。防犯上の確認」というメッセージだったのです。
防犯上の確認、というには質問が偏っていました。防犯というより人物像を知りたいだけの内容にしか思えません。私は笑いをこらえて返信しました。「80歳くらいのおじいちゃんだよ。お孫さんのプレゼントの話してただけ」と。既読がつくのが、それまでで一番早かった気がします。返ってきたのは「なら良い」のひとことでした。あの素っ気ない短い返信に、隠しきれない安堵の温度が乗っているのが、画面越しでもはっきり伝わってきたのです。
そして...
翌朝、コーヒーを淹れている彼に「昨日の質問、面白かったよ」と笑いかけたら、彼は気まずそうに視線をそらして「昨日のあれ、ごめん。ちょっと心配だった」と小さく言いました。それからカップを持つ手元に目を落としたまま、「『知らないおじさん』だけで、勝手に若い男を想像してた」と付け加えたのです。嫉妬しないクールな人だと思っていた彼に、こんな不器用な一面があったなんて。「防犯上の確認」という苦しい言い訳ごと、これからもずっと覚えておこうと思います。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)

























