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「あのお母さん、いつも怒ってるよね」と噂されていた私→子供の担任が教えてくれたこと

コラム

個人面談で先生が読み上げた作文

11月の個人面談の日。担任の先生は資料に目を落としたあと、まっすぐ私を見て言いました。「お母さん、頑張りすぎていませんか?」とっさに「いえ、そんなことは」と返したのですが、先生は穏やかにこう続けたのです。

「実は、お子さんが書いた作文があるんです。読んでいただいてもよろしいでしょうか?」先生が広げたわら半紙には、息子のたどたどしい字でこう書かれていました。「ママはぼくのためにおこってくれる。ほんとうはやさしいんだよ」。

そして...

先生の声を聞きながら、何度もハンカチで目元を押さえました。「お母さんが大変なときは、ぜひ学校にもご相談くださいね」。その一言が、ずっと張り詰めていた何かを緩めてくれたのです。

校門を出ると、ベンチで絵本を開いていた息子が顔を上げて駆け寄ってきます。「ママ、お話終わった?」。私は何も言えず、息子をもう一度ベンチに座らせて、その小さな手をゆっくり握りしめました。息子は不思議そうに私を見上げ、「ママ、お話どうだった?」と聞いてきました。「ありがとうね」。つぶやくと、息子はきょとんとしたままでした。これからは怒鳴る前にもう一度深呼吸をしようと、心に決めた帰り道でした。

(30代女性・パート)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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