
彼女からのメッセージに反射で返した「1年3ヶ月と12日」バレた俺の小さな秘密と彼女の一言
コラム
観念して打ち明けた秘密
「嘘でしょ。アプリでしょ」。完全に見抜かれていました。俺は入力欄に文字を打ち始めて、消して、また打ち直して、を何度か繰り返していました。「当たり?」と続けて来たメッセージに、観念して打ち明けました。「記念日カウントアプリ入れてる」。
その直後、画面に「可愛い」という返事が浮かびました。恥ずかしさのあまり、ほとんど反射的に「もう消す」と送ってしまいました。本当は消すつもりなんてありませんでした。ただ、これ以上「可愛い」と言われ続けたら、どうにかなりそうだったのです。
そして...
「消さないで」。彼女から返ってきたのは、その一言でした。家まであと数歩のところで、俺は立ち止まったまま画面を見つめていました。
数えていた日数は、最初は自分のためのものでした。彼女に呆れられないため、過去の自分を繰り返さないための、お守りのような数字だったのです。でもあの夜から、その数字は二人で共有するものに変わったような気がしています。今日もアプリは、俺のスマホで毎日数字を進め続けています。明日からは、画面の向こうの彼女と一緒に。
(20代男性・営業職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)




























