
毎晩届く「寝た?」に「寝たって返信できないでしょ」と返した私。彼の沈黙で気づいたこと
コラム
届かなくなった「寝た?」
それからというもの、彼の「寝た?」は届かなくなりました。面倒なやりとりが減って、いっそ楽になったはずでした。けれど「おやすみ」を送って画面を閉じたあとが、なぜだかやけにそっけなく感じられるのです。
あの確認メッセージは、彼なりの「まだつながっていたい」という合図だったのかもしれません。そう思い始めると、自分の返した言葉が、急に冷たいものに思えてきました。
そして...
次に「おやすみ」を交わしたあと、私は彼より先に一通だけメッセージを送りました。
「まだ起きてるよ」
たったそれだけの言葉に、彼はすぐに返事をくれました。今までずっと彼から差し出されていた合図を、今度は私から渡せた気がしました。眠る前のほんの少しのやりとりが、こんなにあたたかいものだったなんて。
面倒だと思っていた「寝た?」の意味を、私はようやくわかりかけているところです。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)


























