
みんなの紹介は今の名前で、彼女だけ昔の呼び名で書いた僕。その裏にあった片想い
コラム
メンバー紹介の文章を書き上げて、グループチャットに送りました。一人ずつ顔を思い浮かべながら書いたつもりでした。けれどしばらくして、彼女から届いた個別のメッセージで、自分が無意識にしていたことに気づかされたのです。
一人だけ、昔の呼び名で書いた
僕が中心になって運営しているコミュニティに、新しいメンバーが入ることになりました。歓迎の意味をこめて、僕は一人ひとりの紹介文を書くことにしたのです。
ほとんどの人は、今みんなが呼んでいる名前で書きました。けれど彼女のところまで来たとき、自然と書いていたのは、学生の頃の呼び名でした。僕と彼女は、同じ学校に通っていた頃からの知り合いです。
当時はみんな、その呼び名で彼女を呼んでいました。今の名前で書こうとすると、なぜだか他人行儀に思えて、書けなかったのです。
彼女からのメッセージ
紹介文を送ってしばらくして、彼女から個別のメッセージが届きました。
「どうして私だけ、昔の呼び方なの?」
その文を見て、自分が無神経なことをしたのかもしれないと思いました。ほかの人はみんな今の名前なのに、彼女だけ違う。からかわれているように感じたかもしれないし、子ども扱いされたと思わせたかもしれない。
本当は理由がありました。でも、それを正直に伝えるのは、ずっと言えずにいたことを打ち明けるのと同じでした。
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ずっと言えなかったこと























