
頻繁に幼馴染と連絡を取る彼氏に「やめてほしい」→「妹みたいなもんだから」と振り切られてしまう話
コラム
スマホの画面に、また通知が灯りました。差出人は、彼が幼なじみと呼ぶ女性です。隣で笑いながら返信を打つ彼を見て、私はその指を止めてほしいと願いましたが、口に出すまでにはずいぶん時間がかかりました。
鳴りやまない通知
私と彼は、付き合って二年になります。彼には幼なじみがいて、二人はほとんど毎日のようにメッセージのやりとりを続けていました。ソファで隣に座っているときも、彼のチャット画面には次々と通知が届きます。「今日もおつかれ!また連絡するね」そんな一言に、彼は迷う様子もなく「おう、いつでも」と返していました。二人のやりとりには、私の知らない昔話がいくつも混ざっていて、そこに私の入る隙間はないように思えたのです。
いつも飲み込んできた言葉
本当は、これまでにも何度か伝えようとしたことがありました。けれど、そのたびに彼は軽く笑って、妹みたいなものだから、と取り合ってくれません。妹みたいなもの。その言葉を出されると、私はいつも返事の続きを飲み込んで、別の話題に変えてしまうのでした。これ以上踏み込めば、心の狭い女になってしまう気がしたからです。仲がいいだけ。そう思おうとするほど、通知が鳴るたびに、自分のなかの何かがすり減っていくようでした。
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ひと息に告げた終わり

























