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嫁の掃除にケチばかりつけていた私→頑張りを一度も見ていなかったと気づいた話

コラム

嫁が拭き終えたリビングを見回すと、エアコンの吹き出し口にうっすらほこりが溜まっているのが目に入りました。床も乾拭きだけで、皮脂汚れは残ったままです。気になったところをそのまま口にしながら、私は嫁の表情が曇っていくのに気づいていませんでした。

気になる場所ばかり

私は昔から、家の隅々まで気になってしまう性分でした。だから嫁が掃除を手伝ってくれるようになっても、つい足りない場所に目が向いてしまうのです。

「乾拭きだけじゃなくて、水拭きもしてちょうだい」

床の皮脂汚れが気になって、そう声をかけました。続けて、「エアコン、全然掃除してないでしょう」と。汚れを溜めれば家のためにならない。その一心でしたが、私の言葉はいつも、できていない場所の指摘から始まっていました。

ねぎらいを忘れて

嫁が換気扇やサッシまで手をかけてくれているのは、本当はわかっていました。それでも私の口から出るのは、まだ足りない場所のことばかり。やってくれたことへのお礼を、後回しにしていたのです。

家のことだけはきちんとしていたいという思いが強すぎて、私は嫁の頑張りを認めるより先に、粗を探していたのかもしれません。嫁の表情が日に日に硬くなっていくのを、見て見ぬふりをしていたのです。

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ぶつけられた一言
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