
「今日は会えない」の直後、彼との共有カレンダーに知らない予定が増えた
コラム
「今日は会えない」。その理由を問いただす勇気が出ないまま、私は最悪の想像ばかりを並べていました。けれど次に会ったとき、彼の口から出たのは、私の予想とはまるで違う一言だったのです。
彼に返したい言葉はいくつも浮かんだのに、送れたのは、絵文字がたった1つだけでした。
打ちかけては消した返信
始まりは、彼から届いた「今日は会えない」という、それだけのメッセージでした。返信に迷っている間に、2人で使っている共有カレンダーに通知が灯り、開いてみると見覚えのない地名が1つ増えています。
何かあったのか、誰と会うのか。「楽しんできてね」と打っては、嘘くさい気がして消し、「その予定、何?」と打っては、束縛する彼女だと思われたくなくて消す。打ちかけた言葉は、どれも送らないまま消えていきました。彼からの返事も、それきりありません。
知らない地名を調べてみると
その地名を調べてみると、おしゃれな店が並ぶ街だと出てきました。誰と行くんだろう。私の知らない友達か、それとも別の誰かか。考えれば考えるほど、カレンダーの中の予定が大きくふくらんでいきます。
予定を共有し始めたころは、隠し事がない証拠だと思っていました。それなのに今は、その欄が一番怖い場所になっています。
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次に会った彼が切り出したこと


























