
「数千円ぐらいケチるな」雨の日、街で私の傘をさしていたのは1か月前に別れた元カレでした
コラム
ちゃんと送り返して
家に着いてすぐ、メッセージを送りました。「今日、駅前にいたよね」「あれ、私の傘だよね?」と。返ってきたのは「使えそうだったから置いといた」「送るの怠かったしいいだろ」でした。
「私の荷物全部送ってって言ったよね?」と続けます。彼の返事は短いものでした。「数千円ぐらいケチるな」割り勘の端数で揉めていたあの口調と、何ひとつ変わっていませんでした。
そして...
私は「ちゃんと送り返して。着払いでいいから」とだけ返して、画面を閉じました。数日後、傘を入れた細長い段ボールが、本当に着払いで届きました。チャームをつけ直して、雨の日にまた使っています。彼が惜しんだ送料の話は、もう私の中にはありません。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)




























