
「ここ、誰の家?」彼が共有した地図に、知らない住所が入っていた
コラム
彼が送ってくれたドライブの地図に、見覚えのない住所が入っていました。目的地は海沿いの水族館のはずです。けれど経由地を調べると、出てきたのは店ではなく住宅らしい建物でした。「当日のお楽しみ」と返されたあと、楽しみだった予定が少しずつ違うものに見えていきました。
教えてもらえなかった経由地
付き合って2年になる彼と、週末に水族館へ行くことになりました。彼は運転が好きで、ルートも先に調べて送ってくれる人です。
届いた地図を開くと、水族館までの道の途中に、知らない住所が経由地として入っていました。店名は表示されていません。目的地より手前の、内陸にある町でした。
気になった私は、「経由地のところ、どこか寄るの?」とメッセージを送りました。彼から返ってきたのは、「当日のお楽しみってことで」という返事でした。
検索結果は、ただの住宅
お店なら先に知っておきたいと思い、もう1度聞きました。けれど彼は「着いてからのほうが面白いよ」とだけ返しました。
彼が用意してくれるお楽しみは、これまで食事やプレゼントがほとんどでした。場所そのものを伏せられたことはありません。だから余計に、なぜ住所を隠すのかが気になりました。
住所を検索すると、白い3階建ての建物が出てきました。看板も店構えも見当たりません。誰かの家なのかもしれない。少し前に「急用ができた」と会う予定を延ばされたことまで思い出し、私は彼に聞けないまま当日を迎えました。
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海と反対へ曲がった車
























