
彼女と共有する予定表で、親に挨拶に行く予定を、ハートの絵文字に書き換えた俺の事情
コラム
彼女と共有している予定表を開いて、俺は「親に挨拶!」という名前をハートの絵文字に書き換えました。
彼女が嫌になったからではありません。「親に挨拶!」という名前を見るたび身構えてしまうので変更しただけでした。隠す前に、口に出せばよかったと思っています。
誘ったのは、俺の方だった
親に会ってほしいと言い出したのは俺の方でした。彼女との2年目の記念日が近づいて、そろそろだろうと思ったからです。予定表に「親に挨拶!」と書き込んだときは、自分でも前向きなつもりでした。ところが日付が近づくほど、予定表に並ぶ「親に挨拶!」の名前が、やけに重く見えるようになりました。会いに行く気持ちはあるのに、その言葉を見るたびに身構えてしまうのです。
消す勇気もなくて、名前だけ変えた
怖いと伝えればよかったのだと思います。それなのに俺は、予定を消すこともできず、自室の照明を落としてから予定の名前をハートの絵文字に書き換えました。約束をなかったことにする勇気も、はっきり残しておく覚悟もありませんでした。彼女に送ろうと、メッセージを書きかけてもいました。「やっぱり、あの話なんだけど」。そこから先が打てないまま、下書きは画面に残り続けました。
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黙っていたことが、彼女を追いつめた
























