
別れて1年、遅い時間に元彼から届いた「元気にしてる?」の意味
コラム
今さらと言い切れなかった理由
日をまたぐ手前、私はもう1度だけ画面を開きました。「元気にしてる?」の一言は、そのままそこにありました。読み返すほどに、この短さの意味を考えてしまいました。返信を欲しがっているようには読めません。近況を知りたい素振りもありません。ただ、私の方にも、覚えのある短さでした。付き合っていたころ、彼はよく、返信の間隔があいた私に、同じ短さで様子を聞いてきました。それはいつも、私が返しやすい仕事の合間でした。そのたびに私は「大丈夫」とだけ返し、話をそこで畳んでいました。今回の一言も、同じ長さで届いていました。ただし、届いたのは遅い時間。返事を求めていない気配だけが、以前とは少し違って感じられました。
そして...
返事は、まだ書けません。ただ、この短い一言を「今さら」のひと言で片づけて、去年の別れ方を上書きするつもりはない、と自分に決めました。私が「元気だよ」とだけ返せる日は、いつか来るかもしれません。それまで、この画面は開いたままにしておきます。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)



























