
「気になっちゃって」で流したと思っていた俺、数日後に彼女から別れのメッセージが届いた
コラム
動画を観ている間、彼女はいつも通りに笑ってくれていました。だから、数日後に「無理そう」の短いメッセージが届くまで、俺は何1つ気づいていませんでした。
テーブルの向こうから、お手洗いのドアが開く音が聞こえたときには、俺はもうタブを閉じるタイミングを逃していました。
目次
動画を観るために借りたパソコンで、検索履歴のタブが目に入った
付き合って3か月、この日初めて彼女の部屋に上がりました。話題になっていた動画を一緒に観たくて、「あの動画一緒に観たいから、パソコン貸して」とノートパソコンを借りました。ブラウザを起動したら、検索履歴が妙に気になってしまいました。動画サイトを開けばいいだけなのにそれを開いたのは、女の子が普段どんなことを調べているのか、単純に興味があったからです。
「何してるの?」と後ろから声をかけられたとき、俺は笑ってごまかした
コスメの名前、レシピ、行きたいカフェ、ドラマの感想。彼女の検索履歴は、俺が想像していたのと違って、女子会の会話をそのままメモしたような並びでした。おもしろいな、と思って見ていたところで、「何してるの?」と声をかけられました。慌ててタブを閉じようとしましたが、間に合いませんでした。「ごめん、女の子が普段なに調べてるか気になっちゃって」と、笑いながら答えました。

























