
妹を傷つけていたのは、憧れを隠すための私の口癖でした
コラム
3日かけて送った1通
褒めているというのは本当です。ただ私にはそれ以外の気持ちもありました。妹の結果を要領のよさにしておけば、追いつけない自分を認めずに済みました。妹の努力を認めないようにしました。それを文章にする勇気が出ないまま、送信欄の文面を何度も書き直します。3日目に、ようやく短くまとめて送りました。「この前はごめん。今度ちゃんと話させて」返ってきたのは「わかった」の一言でした。
そして...
週末の電話で、私は子どもの頃からの話をしました。「私、ずっとあんたみたいになりたかったんだよ」続けて、「不器用な自分を認めたくなくて、あんたの努力を要領って言葉にしてた」と伝えました。妹は少し間をおいてから、「今度は私の話も聞いてね」と言いました。許されたとまでは思っていません。ただ、次に台所に並ぶときは、称賛は称賛の形のまま渡そうと決めています。
(30代女性・事務職)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)



























