
手順を教えても「このやり方じゃないとだめですか」と返す後輩、私が頭を下げた理由
コラム
指導をやめようかと考えていた私に、後輩は会議室で初めて理由を話しました。机に置かれたのは、赤字の書き込みが増えた1冊のノートでした。
教えたばかりの手順を、後輩は画面の前で早くも別の順番に組み替えていました。
手順どおりに進まない引き継ぎ
他部署から異動してきた後輩の教育係になった私は、部署の処理手順書を渡し、操作画面を見せながら1つずつ説明しました。ところが翌日には、後輩は教えた順番を入れ替え、載っていない操作まで挟んで作業を進めていました。「まずは手順どおりに覚えてほしいの」と伝えると、返ってきたのは「このやり方じゃないとだめですか」という一言。私は手順書のファイルを閉じて、自分の席に戻りました。
「わかりました」だけの返事
数日後、自己流のまま進んでいた処理を、私は手順書どおりにやり直すよう差し戻しました。後輩は下を向いたまま「わかりました」とだけ言います。理由も質問もありません。やり直しを頼んだ処理は、そのまま進まなくなりました。私は指導を諦めかけ、引き継ぎの予定表を眺める回数が増えていました。
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デスクの下のノート


























