
毎回長文だった彼の返信が、会った日から「了解」だけになった
コラム
改札前で聞いた理由
3週間後、私は「会って話したい」と送りました。返事はまた「了解」でしたが、彼は約束より早く改札前に来ていました。
「会う前と、返事の感じが変わった気がして」
彼は券売機のほうを見てから答えました。
「文章を書くのに、3日かけてた」
会う前はメモに下書きを作り、書く順番を何度も変えていたそうです。連絡先を交換してからは、私の返信の速さを意識し、読んだ印だけを残して待たせることが怖くなりました。
「考えてる間に嫌われそうで、短く返してた」
冷めたわけではないと聞いても、すぐに安心できたわけではありません。彼が何も説明しなかった3週間、私も理由を聞かず、試すように返信を削っていました。
そして...
彼の返事は今も短いままです。その代わり、文章で伝えにくい話は電話で聞くようになりました。
先日は、彼が次に行く店を3軒挙げ、私は一番近い店を選びました。電話を切ったあとに届いた返事は、また「了解」です。
私はその下に待ち合わせ場所を書き足しました。会う前の長文には戻っていませんが、短い返事だけを見て気持ちまで決めることは減りました。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)



























