返事のない元カノに、俺はメッセージを送り続けた→「生きてる?笑」と打った指が、最後の一線を越えていた

コラム

「生きてる?笑」と打った指

未読のまま数週間がたったころ、俺は「生きてる?笑」と打って送りました。冗談めかせば、呆れながらでも返してくれる気がしたからです。送った直後から、選んだ言葉の軽さが引っかかっていました。

それきり、いくら待っても既読はつきませんでした。ブロックされたのかもしれないと思い当たり、仕方ないと認めるまでに、また数日かかりました。返事が途絶えた時点で、彼女が距離を置きたがっている可能性を考えるべきでした。俺はそれを無視して、最後は笑いの記号で相手を突いたのです。

そして...

彼女の連絡先は、自分の手で消しました。共通の友人に近況を聞くことも、やめました。今も誰かの返事が遅いと、続けて送りたくなる癖が顔を出します。そのたびに、あの返事のない画面を思い出して、送信の前に指を止めるようにしています。沈黙も返事のひとつだと、遅れて学んでいるところです。

(20代男性・営業職)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

  • X
  • Line