
会うたびに持ち物も髪型も真似してくる友人に、私が聞いたこと
コラム
「どうして、いつも真似するの?」
距離を置く前に、一度だけ理由を聞こうと決めました。カフェで向かい合った日、彼女の爪には、私がSNSに載せたものと同じデザインが残っていました。
「どうして、いつも真似するの?」
彼女は膝の上に置いたバッグの持ち手を握り直し、答えました。
「かわいくて、つい」
続けて、自分で選ぶことが苦手で、私の持ち物を見れば失敗せずに済むと思っていたと話しました。同じものを買ったと伝えなかったのは、私に嫌がられるかもしれないと思っていたからでした。
理由を聞いて事情は分かりました。ただ、何も言わずに真似され続けた不快感まで、すぐになくなったわけではありません。
そして...
数週間後の待ち合わせで、彼女は見覚えのない色のバッグを持っていました。私が表面へ目を向けると、「これは自分で選んだ」と教えてくれました。
それから、彼女の持ち物には私が選ばない色や形が増えています。私も以前のように、買ったものをすべて話せるようになったわけではありません。
それでも、その日の待ち合わせでは、彼女のバッグや爪を最初に確かめずに済みました。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)

























