
「笑いに変えたほうが、楽になるでしょ」私の失恋を飲み会のネタにした友人、帰り道で伝えた、まだ笑えない理由
コラム
「笑いに変えたほうが、楽になるでしょ」
解散して、同じ路線の友人と歩き出したところで、私は切り出しました。
「さっきの話、まだ笑えないんだ」
友人は足を止めて、私のほうを向きました。
「ごめん。でも、重くしたくなかったから」
それから、こう続けました。
「笑いに変えたほうが、楽になるでしょ」
責めたいわけではないと伝えたくて言葉を探しましたが、うまく続きませんでした。言い方から、悪気がないことはわかってしまったからです。私はうなずいて、次の角で別々の道へ進みました。
そして...
数日後、友人から「あの話、私がしていい話じゃなかった」と連絡が届きました。私は「ありがとう」とだけ返しました。
つらかったのは笑われたことではなく、もう笑っていい話だと私より先に決められたことでした。
あの日に履いていた靴は、片方だけかかとが削れたまま、まだ玄関に置いてあります。手放すかどうかは、もう少し先の私が決めます。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)




























