
「数が足りなくて、渡せないんです」手伝ってくれた人だけにお土産を配った私、職場で広がった陰口
コラム
私の知らなかった手助け
少しして、あの先輩が私の机の横に立ちました。私が休んでいた日、チーム全員が会議で席を外した時間があり、その間に届いた荷物を先輩が受け取ってくれていたそうです。
「私も、何か手伝った気でいたの」
私は、その荷物のことを初めて聞きました。
「荷物を受け取ってくれたこと、知りませんでした。ありがとうございます。」
先輩は、私の机の横に立ったまま答えました。
「確認もせずに、ケチだなんて広めてごめんなさい」
先輩が手伝ってくれたことを知らなかったのは事実です。私は改めて荷物のお礼を伝え、先輩の謝罪を受け取りました。
そして...
次に有給を取る前、私は留守中にお願いしたい仕事を周囲へ確認しました。あの先輩にも、電話番をお願いしました。旅行から戻ると、実際に仕事を代わってくれた人へ順にお礼を伝えました。先輩の席にもお土産を持っていくと、先輩は包みを受け取って言いました。
「次も、私が電話番をしておくね」
留守を任せられる相手が1人増えたことで、有給の予定も前より立てやすくなりました。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)



























