「おばあちゃんじゃなくて、ママって呼ばせてくれない?」義母の頼みを断り続けた私に、最後に届いた返信

コラム

言葉の代わりに送った1枚

その頃、娘が画用紙いっぱいに義母の似顔絵を描きました。余白には、覚えたてのひらがなで「だいすきおばあちゃん」と書いてあります。私はその絵を写真に撮り、義母へ送りました。「娘にとって『おばあちゃん』は、あなたのことなんです」義母からすぐに返事はありませんでした。言い方が強すぎたかもしれないとは考えましたが、呼び方について譲るつもりはありません。娘が自然に覚えた言葉を、そのまま大切にしたかったのです。

そして...

数日後、義母から2つのメッセージが届きました。「ごめんなさいね。おばあちゃんのままでいいわ」「あの絵、待ち受けにさせてもらったから」義母があれほど「ママ」にこだわった理由を、そのときの私は知りませんでした。それでも、「おばあちゃん」という呼び方を娘からの愛情として受け取ってくれたことに、ほっとしました。後日、娘はまた義母の絵を描きました。今度は写真ではなく、そのまま封筒へ入れて送ることにしました。宛名の横には、娘の字で「おばあちゃんへ」と書いてあります。呼び方を変えなくても、義母と娘の距離まで遠くなるわけではありません。そのことが伝われば十分だと思っています。

(30代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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