
「友達だから無料でいいでしょ?」新米をねだった友人に、私が指さした限定グッズ
コラム
テーブルの端を指さした
彼女のそばには、発売日に3時間並んで買った限定のアクリルスタンドがありました。私はそれを指さし、「じゃあ、そのアクリルスタンド、友達だから無料でちょうだい」と返しました。彼女はすぐに、「それとこれとは別だよ。これは私が並んで買ったんだから」と言います。
「同じだよ。うちのお米も、家族が春から秋までかけて作ってるから」
彼女はそれ以上米の話をせず、次のイベントの話題へ変えました。帰り道には、昔からの友人から「今年も新米お願い。代金振り込むね」とメッセージが届きました。同じ新米の話なのに、受け取り方はずいぶん違いました。
そして...
数日後、彼女から「この前はごめん。2キロぶん、ちゃんと買わせて」と届きました。私は実家へ注文をつなぎました。そのあと、玄関に置いたままだった新米の箱を開けました。袋には、母の字で品種と値段が書いてあります。私はその部分を写真に撮り、彼女への返信に添えました。無料で渡さなかったことより、家族がつけた値段をそのまま受け取ってもらえたことのほうが、私には大事でした。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)


























