
「アイロンしないと、この髪型にはなりません」仕上げで初めて言われた私
コラム
元に戻らない髪の前で示された2つの案
美容師さんは「この写真も、アイロンで作っている髪型なので」と続けました。選んだのは私です。でも、その形が何でできているかまでは、写真を見ても分かりません。
「できるかどうかじゃなくて、家で私にもできる髪型なのかを知りたかったんです」
そう伝えると、美容師さんは奥へ行き、店長さんを連れて戻ってきました。話を聞いた店長さんは「切る前に、普段どのくらい手をかけられるか伺うべきでした」と言いました。
それでも髪は戻りません。示されたのは2つの案でした。写真の形を残し、アイロンのやり方を覚えて帰るか。写真とは変わるけれど、乾かすだけでまとまる形に直すか。
美容師さんは店長さんと少し話してから鏡の前へ戻り、私の後ろに立ちました。「写真とは少し違います。でも、明日ご自身で乾かしたときは、こちらのほうが近い形になります」
私は後者を選び、「それなら、そちらでお願いします」と返しました。
そして...
翌朝、洗面所で乾かしてみました。毛先は、写真のようには内側へそろっていません。それでも、手のひらで一度整えるだけで、あごの下に自然にまとまりました。結ぶためのゴムは、引き出しに入れたままです。
私が本当に選びたかったのは、自分の手で扱える髪型でした。
(30代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
























