
深夜に打っているつもりはありませんでした。俺の1日は、そこから始まっています
コラム
振り返ると、妻が立っていました
その日は妻が休みでした。廊下から足音がして、台所の入口に立っていました。俺は書きかけの画面を伏せました。見られたくなかったわけではなく、送る前の文を読ませたくなかったからです。
何をしているのと聞かれて、「起きてから打ってるんだ」と答えました。妻は「眠れていないんだと思ってた」と言いました。そう読まれていたとは、3か月の間考えもしないことでした。
鞄を見せて「うん、これから出る」と言うと、妻は隣に腰を下ろしました。俺が言えたのは、「短くすると、用事だけになるから」だけです。書いていれば伝わると思っていたのは、俺のほうでした。
そして...
今は、書きかけのところで送っています。残りは休みの日に、台所で口にすることにしました。妻が同じころに起きてくる日は、送るのをやめて、鞄を置いてから話しています。
(30代男性・工場勤務)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)
























