
3回通っても一字一句同じお礼が届く美容室、予約を迷った私が送った言葉
コラム
予約アプリを開いたまま、決めかねていました
技術に不満はありませんでした。仕上がりも気に入っていて、施術中に話す時間も心地よいものでした。
それでも、店を出たあとに届く言葉の中には、私との会話が何も残っていません。
担当を変えてもらうほどのことではありません。かといって、次の予約を入れる気にもなれませんでした。
私は美容室へメッセージを送りました。
「テンプレートですよね。それならもう送らなくて大丈夫です」
送信したあと、画面には入力中の表示が出ては消え、しばらくしてまた表示されました。
そして...
届いたのは、これまでとは違う文章でした。
「すみません。自分の言葉で送るのが怖くて、先輩の文面をそのまま使っていました」
少しして、もう1つ届きました。
「あの映画、私も見返しました。あの終わり方、ずるいですよね」
私は予約アプリを開き直して、次の予約を入れました。
あれから届くお礼は短いものばかりです。それでも、映画のことや、その日に話したことが少しだけ入っています。
(30代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)





























