
「隣にいた女の子、ずっと嫌がってたわよ」満員電車で私を押し続けた男性が、ホームで言われた言葉
コラム
ホームで足を止めた奥さん
到着の案内が流れ、ドアが開きました。男性は女性の手を引き、降りる人をかき分けるように先へ進みます。私が降りたのは、そのすぐ後ろでした。
柱の手前で、女性のほうが足を止めました。
「隣にいた女の子、ずっと嫌がってたわよ」
「混んでるんだから仕方ないだろ」
「あなた、わざとやってたじゃない」
そして...
男性の声が大きくなり、通りかかった人が何人か振り返りました。女性は答えを待たずに改札のほうへ歩き出し、男性はその後ろを、名前を呼びながらついていきます。
私は2人の横を通って、階段を上りました。ホームに残った声は、途中から改札の音にまぎれて聞こえなくなりました。今も同じ路線を使っています。混んだ車内で必要以上に押されたときは、あの日のように一度は声をかけるようになりました。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)





























