
邪魔だと思って後ろの人を押した俺が、ホームで妻に背を向けられるまで
コラム
ホームで言われたこと
降りる駅で、妻の手を引いて先に出ました。柱の手前で、妻のほうが足を止めます。
「隣にいた女の子、ずっと嫌がってたわよ」
「混んでるんだから仕方ないだろ」
声を大きくしたのは俺のほうです。
「あなた、わざとやってたじゃない」
そして...
言い返す言葉は出てきましたが、どれも、押していた事実を認めずに済ませるための言い訳でした。妻は答えを待たずに改札へ歩き出し、俺は名前を呼びながら後ろをついていきました。
あのとき隣にいた女性には、何も伝えていません。妻には駅を出てから謝りましたが、順番としては、先に頭を下げるべき相手がいました。今は妻と電車に乗っても、以前のように周りを押して場所を作ることはしていません。
(50代男性・会社員)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)





























