宿の予約番号の代わりに届いた「はいはい、ごめんごめん笑」。私が求めたのは謝る言葉ではありません

コラム

「笑」のつかない文が届くまで

私は「何が悪かったのか、自分の言葉で書いて。書けるまで返さなくていい」と送りました。既読はついたまま、返信は届きません。画面を開き直しては、また伏せて置くことを繰り返しました。詰めた荷物をほどいて、洗面用具を棚へ戻していきます。彼は何を書こうとしているのだろうかと考えながら、切符の払い戻しの手続きを調べました。届いたのは「取ると言ったのに取らなかった。前の日に聞かれたときも、確かめずに寝た。それを笑って終わらせようとした」という文です。終わりに「笑」はついていませんでした。

そして...

旅行はそのまま流れました。次に彼から届いたのは、別の日で取り直した宿の予約番号でした。あの文面は、あれから一度も届いていません。私が怒りを引き取るのをやめただけで、話は前へ進むのだと知りました。

(20代女性・医療事務)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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