彼氏ができた親友を旅行に誘えなかった理由を、私は本人にそのまま伝えました

コラム

親友からのメッセージに返信する前、私は旅行に来ているメンバーとのチャットに「どう答えよう?」と打ちかけて、思いとどまりました。取り繕った言い訳ではなく、この3か月間ずっと抱えていた「遠慮」をそのまま伝えようと思ったのです。

ホテルのロビーで開いたsetlogのタイムラインには、バイト帰りの親友の動画が1本だけ、ぽつんと並んでいました。

5人だけの旅行と、6人のログ

高校時代からの仲良し6人で、「setlog」というアプリを使っています。

今回の温泉旅行の話が出たのは、親友を除いた5人のチャットでした。誰かが意図して彼女を外そうと言い出したわけではありません。3か月前に親友に彼氏ができてから、休日に上がる動画はどれも彼氏と一緒のものばかり。「きっと忙しいよね」と誰も声をかけるきっかけをつかめないまま、5人だけで日程が決まってしまったのです。

当日の朝10時、私たちが駅のホームで電車に乗り込む動画を上げると、同じ枠に親友の「今からバイト」という動画が並びました。行き先を隠すつもりはありませんでしたが、12時に改札を出た動画も、13時に温泉まんじゅうを食べている動画も、私たちは特に説明もせず上げ続けました。

ホテルに着いてから届いた一言

15時、部屋で荷物を広げている動画を上げたのと同じ枠に、親友の「バイト終わった」という動画が並びました。 今日1日、楽しそうに埋まっていく私たちの動画を、彼女はどんな気持ちで見ていたのだろう。そのとき初めて、ハッとさせられました。

ロビーに降りて飲み物を買っていると、スマホに1件の通知が届きました。

「なんで誘ってくれなかったの?」

思わず5人のグループに「なんて返せばいい?」と相談しかけましたが、すぐに消しました。みんなで相談して作った当たり障りのない言葉では、彼女に届く前に薄まってしまう気がしたからです。

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