楽しそうな女子がモテるのは、そこに「男の孤独」があるから
コラム
PRひとみしょう
■男子だって自分探しをしている
なぜなら男子は、女子の前で無理をすることに疲れているから。
若い女子がときに自分探しをするように、若い男子だってじつは自分を探しています。若い男子にとっての「自分」とは、自分の適職のことです。
男の、自分に対する自信って、世間の中に自分がわりと安心して座り続けることのできる椅子を発見できたときに芽生えます。
「仕事のできない男とは付き合いたくない」と女子が思うのは、ここが男子の軸や地震になっているということが、分かっているからかもしれません。
■なぜなら20歳そこそこで世間なんてわからないから
女子があるていどの年齢になると、自分探しを卒業することがあるように、男子もある程度の年齢になると自分探しをやめるのかといえば、そうでもなかったりします。
世間の中に、自分がわりと安心して座り続けることのできる椅子を発見することが、男子の自分探しである以上、男子の自分探しは、女子のそれよりも長丁場であることが多いものです。
なぜなら20歳そこそこで世間なんてわからないからです。10年以上、場合によっては20年ほども社会の中で失敗したり成功したりしてやっと、世間のなんたるかが見えてくるのが一般的です。
それに、世間がわかってきたからといって、自分が安心して座ることのできる椅子のありかが、即座にわかるとは限りません。日本の国土は狭く、人は1億人以上いるわけだから、ほとんどの男子は、長い時間をかけてその椅子を発見せざるをえないのです。
次のページへ
■ルックスは「当てはめてくれるから」大丈夫です