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セフレを好きになる男子だっている。

コラム

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ひとみしょう


恋愛の基本は、「ちょっとやそっとのことでは他人に見せられないものを見せあう」です。付き合うようになったきっかけを「他の人には言えなかった自分の過去を彼に見せた(言った)のがきっかけだった」と言っている人がいるように。


で、他人に見せづらい(見せたくない)ことの最たるものが性に関することなので、「エッチする=付き合う」というつながりになるわけです。


が、最近は、というか昔から、付き合う前にエッチしちゃって、セフレ問題に悩んでいる女子も多いですよね。

■男子だって「おれのカラダだけが目当てだったのか」と悲しむんです

セフレの関係になったら、泣くのは決まって女子である――と言われていた時代もあったけれど、今は女子のほうが強いケースだっていっぱいありますよね。


女子がどうしてもその男子としたくて、ちょっとモーションをかけたら彼が応じてくれて、で、何回かそういう関係になって、4回目くらいに「そろそろ付き合ってくれてもいい頃かな」と彼が思っていたら、彼女が「わたしはエッチができただけで満足であって、あなたと付き合いたいとは全然思っていないの」と言い残して去って行った、とか。


この場合、男子は「彼女はおれとヤレればよかったのか。そうか、彼女はおれのカラダだけが目当てだったのか」と、悲しくなるんです。


もちろん、この男女逆パターンもあります。男女逆パターンにおいて、女子の心はすごく傷つきますよね。「わたしのカラダだけが目当てだったのね」と思って、悲しくなってしまう。

■セフレって、いろんな関係があるから

一口にセフレって言っても、いろんな関係があります。男女お互いに、本命の相手には言えない性癖を満たしあう関係もあれば、女子がセフレの男子のことが好きで、いつか付き合いたいと思いながらエッチするケースもあるでしょうし、お互いに好きなんだけど本命の相手が別にいるからセフレ以上の気持ちはあっても、セフレと呼ばれる枠の中にいないといけない、なんてケースも。


いろんなケースがあるけれど、男子は女子とエッチしたら、その女子のことを好きになってしまうんです。


極端な例を挙げるなら、風俗店、ありますよね。江戸時代なら代表的なのが吉原。今なら……あちこちにありますね。


その風俗店でお金を払ってエッチをした相手のことを、男子はいとも簡単に好きになる――こういう傾向は江戸時代から、いや、もっと前からあります。


「お金を払っているから女子が優しくしてくれている」と、男子は頭ではわかっているんです。でも心は(というかカラダは)そんなこと理解しないんですね。もう「エッチさせてくれた=好き」と、ほぼ自動的に思っちゃうんです。

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