おしゃれと恋で もっとかわいく - ハウコレ

「かわいいは作れる」の本当の意味をあなたは知っている?

コラム

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遣水あかり


どうもあかりです。

「かわいいは作れる」

どこかで聞いたことがある、とても有名なセリフで、一般的にはこれは「メイクやファッション次第でルックスは磨けるよ」的な意味で使われることが多いものです。


だけど私は。本当は、もっと違う意味があるものだと思っています。

第一、いくらメイクやファッションを頑張っても容姿まで磨くには限界があるなんて常識だし、それこそ劇的な変化のためには整形が必要でしょう。

それよりも、このセリフをそんな非現実的な妄想じゃなくて、もっと現実的で実践的なアドバイスに捉え直せば、「かわいいの作り方」がわかってくるはずです。

■同じ人、同じ日なのに「かわいい」と「かわいくない」

実際に私が体験したお話をさせていただきます。

ある日のデートでの出来事です。


まず待ち合わせのときです。私はその日、おろしたての(私的には超)かわいいワンピースを着て行ったのですが、それを見て彼は「今日かわいいじゃん」と言ってくれました。もちろん超うれしい。「彼のためにおしゃれ頑張ってよかった!」って思いましたよ。


ですが(今思えば超反省なのですが)、その日の私はなぜかいつもよりスマホを触りすぎてしまったのです。とうとう彼に「それ、かわいくないよ」と、スマホをいじっている私の姿を見ながら言われてしまいました。


そう、私は、同じデートで、「かわいいね」という言葉と、「かわいくないよ」という言葉の両方を彼からかけられたんです。

■気持ちの問題なのです

考えてみれば変な話です。

当たり前ですが、一回のデートの最中ですから、私の外見に全く変化はありません。それなのに「かわいい」と「かわいくない」がどっちもある。これはどういうことなんだろうと、その日のデートのあと一人で家に帰って反省しながら考えました。


まず思ったのは、「かわいい」「かわいくない」というのには、見た目は関係していないということ。もしも「かわいい」というのが見た目の問題なら、いくら私がスマホをいじっていようと、「かわいい」が「かわいくない」に変わるはずがないからです。


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そして最終的にこう思うに至りました。


「かわいい」って、きっと彼に私の「好き」の気持ちを向けている瞬間のことを言うんだろうな、って。


ワンピースを着て登場した私を「かわいい」と彼が感じたのは、単にそのワンピースのデザインや形が素敵だということよりも、「彼にかわいいって思われたい」という私の強くて素直な気持ちが「おろしたてのワンピースで登場する」というシーンに凝縮されていたから。


反対に、スマホをいじる私が「かわいくなかった」のは、デート中なのに、「彼以外」のことに気を向けていた私から、「好き」の気持ちが伝わってこなくて、だからこそ彼はそう感じたんじゃないでしょうか。「俺とデートしてるんだから、かわいくしてろよ(俺だけに気持ちを、意識を向けろよ)」って。


男子が「かわいい」と褒める女子の姿には、「目が合って恥ずかしがってる」「俺に笑顔を向けている」「おしゃれしてきた」などたくさんあるけど、どれをとっても、「俺に対する『好き』の気持ちが感じられる瞬間」でもあるはずなんです。

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