
「少しご相談したいことがあります」いつも軽口な先輩の急な敬語に、私が身構えた理由
ライフスタイル
心当たりをいくら探しても、答えは出ませんでした。次に届いた1通で、私は先輩の敬語の本当の意味を知ることになります。
スマホに届いた通知を開いて、私は画面を二度見しました。送り主は、いつも軽口ばかりの先輩。そこに並んでいたのは、見たことのないほど丁寧な文面でした。
軽口の先輩から届いた、他人行儀な1通
職場の先輩とは、仕事用のチャットとは別に、個人のメッセージアプリでもつながっています。届くのはいつも「今日のランチ外れだったわ」のような軽口ばかりでした。その先輩から届いたのが、「お疲れ様です。少しご相談したいことがあります。お時間をいただけますでしょうか。」という1通。何度も読み返しましたが、句点まできっちり打たれた敬語は、どう読んでも私の知っている先輩のものではありませんでした。
心当たりを探して、返信を打てないまま
真っ先に浮かんだのは、怒らせたのかもしれない、という想像でした。先週の飲み会で言い過ぎた冗談。頼まれた資料の遅れ。既読をつけたまま、心当たりを1つずつ数えては打ち消していきました。ようやく送れたのは、「どうしたんですか?何かありましたか?」という短い返信。すぐに返ってきたのは「急ぎではないので、ご都合の良いときで大丈夫です」という、また丁寧な1通でした。急ぎではないと言われるほど、かえって落ち着かなくなるものです。画面の向こうで先輩がどんな顔をしているのか、想像することしかできませんでした。
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届いた用件と、返した一言

























