
話を打ち切るための言葉を、私は2年、友人に向けて使い続けていました
ライフスタイル
返ってきた言葉
やりとりが減ってしばらくした頃、私は自分から、
「久しぶり、元気にしてる?」
と送りました。
近況を送り合ううち、また家の話になりました。
そして私は、癖のように、
「まあ、わからないよね」
と送ってしまいました。
しばらくして、友人から返事が届きました。
「わからないよ。でも、わからないままでいいなら聞くよ」
何度も読み返しました。
私は、聞いてもらえないと思っていたのではありません。聞かれたら、自分の生活について本当のことを話さなければならなくなるのが嫌だったのです。
何度か文章を書き直したあと、ようやく送りました。
「わからないよねって言うと、そこで話をやめられるの」
続けて、聞かれる前に自分から話を終わらせていたことや、その言い方が友人を傷つけるかもしれないと途中から気づいていたことも書きました。
夫とのことを全部話すところまでは、まだできませんでした。
そして...
返ってきたのは、
「今度は、途中でやめないで聞かせて」
という言葉でした。
それを読んでも、すぐに何もかも話せるようになったわけではありません。
ただ、あの日から「まあ、わからないよね」は送っていません。
話しにくくなったときは、無理に終わらせる言葉を送らず、「今日はここまでにするね」と伝えることもあります。
友人を遠ざける言葉で自分を守るより、話せないなら話せないと伝えるほうがいい。今はそう考えています。
(20代女性・販売職)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)


























