
「留守番くらい任せろ」と胸を張った夫から半日後に届いた、たった一言
ライフスタイル
絵本の棚の前で光った画面
友人と別れたあと、私は帰り道の書店に寄りました。絵本の棚の前で背表紙を指でなぞっていると、鞄の中でスマホが短く震えました。
半日ぶりの通知でした。画面に出ていた名前は夫で、文面はひとことだけ。
「降参です」
私は手に取りかけていた絵本を棚に戻しました。
そして...
降参、という言葉を私は何度か読み返しました。ふりかけが見つからなかったのか、昼寝の時間に間に合わなかったのか。
あれだけ胸を張っておいて、と少しだけ笑ってしまったのも本当です。
けれど鞄の口を閉めたときには、返事を打つより先に、書店の出口へ向かっていました。あの短い言葉の本当の意味を、私はまだ知りませんでした。
(30代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)




























