2020.06.22 更新

恋に偶然はつきもの。「運命的な出会い」から特別な存在へ

「運命」っていうのは、しばしば計算し尽されたもの。
たとえ狙って作った偶然でも、それをされた方からすれば「運命的!」と感動してしまうわけです。私はこういうの、大賛成です。

これで好きな人が自分の存在をスペシャルだと思ってくれるなら、どんな不利益があるでしょうか? いや、ない(反語)!
そんなわけで今回は、20代男子30人と一緒に「彼女との出会いを『これ運命かも……』と感じる瞬間」について考えてみましたよ。
「俺と今の彼女が仲良くなったのは、高校時代、雨の日に学校の玄関で2人とも傘がなくて雨宿りしてたっていう漫画みたいなシチュエーションだった。我ながら、いい出会い方だったと思う。だからこそ、今でも続いてるしね」(大学生/21歳)

こういうのってほんとロマンチック。あこがれるなー。
その彼女さんが本当に偶然そこにいたのかどうかは神のみぞ知るところだけど、そんなことはどうでもいいですね。肝心なのは、今この男子が「いい出会いだった」って感じてるところ。
当然だけど、この「ばったり」パターンを生み出すためにストーカーまがいのことをしちゃわないように、加減に気を付けてね! 帰り道待ち伏せくらいが限界かな。
「昔付き合ってた彼女に告白したとき『私も実は一目惚れでした』って言われてめちゃめちゃうれしかった経験がある。『あのときは運命感じたなー』」(公務員/24歳)

別れたんかい!ってツッコミは置いといて、これは素晴らしい一言。
みなさんご存知のとおり、男子よりも女子の方が一目惚れをすることは少ないですので、「女子の一目惚れ」っていうのはそれだけレアなわけです。
「『君の名は。』のスピンオフ小説を読んだんだけど、三葉のお母さんは、お父さんと出会った瞬間に『この人と結婚する』って確信したんだって。そういうのってあこがれる。結びや~」(大学生/21歳)

実体験じゃないんかい!ってツッコミは置いといて、これも素敵ですね。
女子の直感っていうのは、男子もけっこうおそれていて、わりと「女子の直感は正しいもんだ」みたいな風潮があります。彼女から付き合ったあとにこんなことを言われたら、「そうか、俺たちは結婚するんだな」と思い込んでくれそうです。
「付き合ってしばらくして、お泊りしたとき、朝起きたら彼女が『結婚して赤ちゃんがいる夢を見た』って言われて、なんかもう妙に腑に落ちたというか、『そういうふうになっていくのか、俺たちは』と納得しちゃったよね」(外食/28歳)

「夢」ってものすごい力があるものです。「夢で見た」って言われると、妙に信じちゃうところがありますよね、人って。寝ても夢なんて見ないっていうあなたも、ぜひ使いましょう。大丈夫、嘘じゃありません。あなたが、カレとの結婚を普段から夢見ていれば、それも立派な「夢」ですから。
どうでしたか?
素敵な恋愛に故意の、いえ「恋」の偶然はつきものです。上手にこれを使って、数多の彼女の一人じゃなく、かけがえのないスペシャルな存在として大事にしてもらいましょー!(遣水あかり/ライター)

(ハウコレ編集部)

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