
「この資料、まとめといて」何かと仕事を押し付ける同期の彼氏→彼の言うことに逆らった結果w
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「ごめん、無理…」初めての反抗
ある木曜日の夕方、彼が分厚い資料を持ってやってきました。「これ、明日の朝イチで部長に出す資料なんだけど、まとめといて。俺、このあと飲み会あるから」。見ると、来週の重要な会議に使う企画書の原案。しかも期限は明日の朝。
その瞬間、私の中で何かがプツンと切れました。「……ごめん、それは自分でやって」。自分でも驚くほど冷静な声が出ていました。彼は目を丸くして「は? なんで? いつもやってくれてたじゃん」と不満そうな顔。
でも私は静かに首を横に振りました。「私も自分の仕事で手一杯だから」。彼は舌打ちをして、資料を乱暴につかむと自分の席に戻っていきました。
そして...
翌朝、出社すると部長の怒鳴り声がフロアに響いていました。「昨日頼んだ資料はどうなってるんだ!」。見ると、彼が青い顔で立ち尽くしています。どうやら飲み会に行ったまま資料を放置し、期限に間に合わなかったようでした。
「いつも彼女に手伝ってもらってたらしいな」。同僚の誰かがこっそり教えたのか、部長の追及は続きます。「自分の仕事くらい自分でやれ!」。その言葉に、彼はうつむくしかありませんでした。
私はその様子を横目に、淡々と自分の業務をこなしていました。不思議と胸がスッとして、肩の荷が下りたような気分。数日後、彼とは自然と距離ができ、やがて別れることに。今は自分の仕事に集中しながら、穏やかな毎日を送っています。あのとき「NO」と言えた自分を、心から褒めてあげたいと思っています。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)

























