
車体を低くしすぎた彼の口癖は「擦ってないか見て」→毎回車から降ろされる私が、彼を置いて帰ったら...
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私が降りた理由
レストランの駐車場に着いたときも、やっぱり「見てきて」と言われました。雨に濡れ、ストッキングは伝線し、気持ちはもう限界でした。「わかった、降りるね」
そう言って車を降り、私はそのまま近くを通りかかったタクシーに乗りました。しばらくして彼からメッセージが届きました。「え、どこ行った?」その直後、さらにもう一通。「てか車に傷ついてたんだけど。ちゃんと見た?」
画面を見つめたまま、涙がこぼれました。1年間、何度も車を降りて確認してきた私よりも、彼がいま気にしているのは車の傷なんだ。
そして...
あの日以来、彼とは会っていません。LINEも返していません。3日後に届いた「ごめん、言いすぎた」というメッセージ。けれど、何を“言いすぎた”のか、きっと彼自身わかっていないのだと思います。
私が降りたのは、あの車からじゃない。彼の隣からです。助手席に座るのが誰であっても、きっと同じだった。彼にとって一番大事なのは車で、私はその“サポート役”でしかなかった。
その事実に気づくまで、1年もかかってしまった自分が、いちばん悲しいのかもしれません。
(20代女性・会社員)
本記事は、読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)


























