
「お前に優しくしてくれるのは俺だけ」と彼女に言い続けていた。別れた彼女のSNSを見て気づいた"笑顔を奪っていた正体"
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彼女を手放して半年。SNSに並ぶ笑顔の写真を見て、ようやく気づきました。あの表情を消していたのは、誰でもない自分だったのだと。
失うのが怖かった
「お前に優しくしてくれるのは俺だけ」。何度も繰り返したあの言葉に、愛情なんてありませんでした。あったのは恐怖です。自分に自信がなかった。彼女が誰かと楽しそうに話すだけで、いつか離れていくのではないかと不安で仕方なかったのです。
「あいつら本当にお前のこと考えてると思う?」「俺がいないとお前は生きていけないだろ」「お前なんか誰にも相手にされない」。そんな言葉を何度も口にしました。彼女の交友関係を少しずつ狭め、「俺だけ」の世界を作りました。
支配している自覚はありました。でも、手放すよりましだと本気で思っていたのです。
見たことのない笑顔
ある日、電話で「別れたい」と告げられました。「無理だよ。お前は俺なしじゃやっていけない」と返すと、彼女は「やっていけるかどうか、自分で確かめたい」と言いました。初めて聞く、迷いのない声でした。そのまま電話は切れました。
正直すぐ戻ってくると思っていました。「俺がいないと生きていけない」はずだから。でも1週間、1カ月と経っても連絡は来ません。気になってSNSを覗くと、友人たちと笑う彼女の写真がありました。
3年間、俺の隣では一度も見たことのない顔で笑っていました。コメント欄に男の名前が増えていくのを見て、腹が立ちました。けれどすぐに気づいたのです。怒る資格なんて、自分にはないと。
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「俺だけ」の正体
























