
彼女の連絡だけ「後回し」にしていた俺が、あの夜ようやく理由を話せた話
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聞かれた夜
あの夜、彼女が「私の連絡、いつも返信遅くない? 後回しにしてるでしょ」と聞いてきたとき、軽い口調の裏にある緊張がはっきり伝わってきました。ここでごまかしたら終わる。そう思い、正直に「うん」と答えました。
彼女の表情が強ばるのがわかりました。慌てて「でも、理由があるんだけど。聞く?」と続けましたが、いざ口に出すと想像以上に照れくさく、言葉がうまくまとまりませんでした。「お前のは、最後にゆっくり読みたいから後回しにしてた」と言い終えたあと、耳まで熱くなっているのが自分でもわかりました。
「雑に返したくないんだよ」。最後にそう付け加えると、彼女の表情がふっとやわらいだような気がしました。
そして...
彼女は一瞬笑い、すぐに真剣な顔に戻って言いました。「気持ちはすごく嬉しい。でもね、先に一言でも返してくれたら、私はあんなに不安にならなかったよ」
その言葉を聞いて、はっとしました。俺がやっていたのは「大切にすること」ではなく、「自分のやり方を押しつけること」だったのだと。
「じゃあ、まず既読つけて"あとで返す"って送る。それならどう?」と提案しました。
翌朝、彼女から届いた「今日も仕事がんばってね」に、すぐ「おう」と返しました。たった二文字です。でも、すぐに返ってきた「早い!笑」という文字を見たとき、思いました。こんな簡単なことで、彼女は安心できたのだと。大切なのは、気持ちそのものよりも、それをどう伝えるかだったのかもしれません。
(20代男性・エンジニア)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)


























