
「気づかなかった」と嘘をついた俺が、彼女の曲だけ消さなかった本当の理由
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本当のことは、書けなかった
そんなとき、彼女からのメッセージが届きました。
「私の好きな曲だけ、残ってたよ」
その一文を、何度も読み返しました。気づいていないわけがありません。1曲ずつ選んで、彼女の曲だけをよけて残したのは、俺自身なのですから。
返信の入力欄に、正直な理由を打っては消し、また打っては消しました。けれど結局、送れたのは「気づかなかった」のひとことでした。素直に書けない自分の弱さを、送信したあとで思い知りました。
そして...
今でも、あのプレイリストは俺のところにも残っています。彼女の好きだった曲が並んだまま、順番1つ変えていません。たまに再生しては、消さなくてよかったと、1人で思っています。あのとき言えなかった理由を、今も伝えられずにいるのは、たぶん、まだ諦めきれていないからです。
(20代男性・会社員)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)

























