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「毎日同じ服」と笑っていたママ友の子供が作文コンクールで読み上げた内容に、私は何も言えなくなった

コラム

私はいつも、ママ友の服を見て笑っていました。ブランド服を着こなすことが自分のステータスだと信じていたからです。そのママ友の子供が作文を読むまで、自分がどれほど浅い人間だったか気づきませんでした。

 

ブランド服という「ものさし」

私にとって、服は自分の価値を証明するものでした。シーズンごとに新作を買い、保育園の送り迎えにもブランドバッグを持って行く。周りのお母さんたちが「素敵ですね」と言ってくれるたびに、私の心は満たされていました。

だからこそ、いつも同じような地味な服を着ているあの人が気になったのです。笑っていたのは見下していたから。今ならそう認められます。でもあの頃の私は、「アドバイスしてあげている」くらいに思っていたのです。 

「親切」のつもりだった言葉

参観日に「ねえ、よかったらうちの着なくなった服あげようか? けっこういいブランドだよ」と言ったとき、私は本当に親切心のつもりでした。でも周りが笑った瞬間、あの人の表情が一瞬だけ固まったのを、私は見ていました。見ていたのに、何も構わずにそのまま話を続けたのです。

あの場で目を伏せたお母さんがいたことにも気づいていました。それでも「私は間違っていない」と思い込もうとしていました。周りのお母さんたちから笑いが起きたことを、自分への賛同だと受け取っていたのです。

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