
高校時代にいじめっ子だった同級生から「友達申請」の通知が来た。添付されていたのは怪しい勧誘サイトだった
コラム
高校を卒業して10年以上が経ち、あの頃の記憶は少しずつ薄れていました。けれど、ある日突然届いた一通のメッセージが、忘れかけていた傷跡を静かに揺さぶることに。送り主は、かつて私を苦しめた同級生でした。なぜ今さら連絡を?その疑問は、メッセージを開いた瞬間、別の感情へと変わっていったのです。
忘れていたはずの名前
高校2年のとき、私はクラスで無視されていた時期がありました。きっかけは些細なことで、「なんか感じ悪い」という一言がクラス中に広まり、1年近く誰とも口を聞いてもらえない日々が続きました。そのグループを仕切っていたのが彼女でした。
卒業後、私は彼女のSNSをすべてブロックし、連絡先も消しました。新しい環境で友人ができ、仕事も落ち着いてきた今、彼女のことはもうすっかり記憶の奥にしまっていたのです。
届いたメッセージ
ある夜、スマホに友だち追加リクエストが届きました。名前を見た瞬間、胸がざわりとしました。彼女でした。
メッセージには「久しぶり!最近すごくいい話があってさ、ちょっと見てみて」とリンクが貼り付けてありました。URLを開いてみると、見るからに怪しいネットワークビジネスの勧誘サイト。「いつから私たちって、久しぶりに連絡できる仲だったんだっけ」と思いながら、スクリーンショットを撮りました。
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あっという間に広がった話


























