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「うちの子と関わらないで」息子の親友のママにお願いした私→親友のご家庭事情を知ることになってしまい...

コラム

小学生の息子には、何でも話せる仲良しの親友がいました。ところがある日、私はその子との交友を禁じてしまいます。

これは、相手の背景を知ることで、自分の思い込みと向き合うことになった、あるお母さんの記録です。

「あの子といると成績が下がる」と思い込んだ理由

息子の親友・ケンタくんは、明るくて優しい子でした。息子もよく「ケンタと遊んでいい?」と目を輝かせて聞いてきて、私も最初は二人の仲を微笑ましく見守っていたのです。

ところがある時期から、息子のテストの点数が落ち始めました。私の頭に浮かんだのは、ケンタくんのことでした。彼は成績があまり良くないと息子から聞いていて、一緒にいる時間が長くなってから息子が変わった気がして。

私には、中学受験に失敗した過去があります。あのときの悔しさと情けなさは、今でも胸の奥に残っています。息子には同じ思いをさせたくない。その一心が、いつしか「成績の悪い子と付き合えば引きずられる」という思い込みに変わっていました。

「なんでダメなの?」と泣いた息子

ある夜、息子に「しばらくケンタくんとは遊ぶのを控えなさい」と告げました。理由を聞いてくる息子に「勉強に集中してほしいから」とだけ答えました。

「なんでダメなの? ケンタは悪いことしてないのに」

息子は泣きながら訴えます。私は言葉が見つかりませんでした。「悪いことはしていない」その通りです。でも止められなかった。

そしてケンタくんのお母さんへ事情を伝え、うちの子と関わらないでほしいとお願いの連絡をしたのは、それから数日後のことでした。

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