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「うちの子と関わらないで」息子の親友のママにお願いした私→親友のご家庭事情を知ることになってしまい...

コラム

偶然見かけた、深夜の光景

それから数週間が経ったある夜、私はスーパーの駐車場でケンタくんのお母さんを見かけました。時刻は深夜0時近く。疲れた足取りで歩いていました。

翌日、気になって息子に何気なく聞いてみると、思わぬことがわかりました。

ケンタくんのお父さんは体を壊して仕事を休んでいて、お母さんが昼も夜もパートをかけ持ちしているのだと。そしてケンタくんは毎晩、小さな弟と妹の面倒を見てから、自分の勉強をしているのだと。

そして...

私はケンタくんのお母さんに電話をしました。

「先日は勝手なお願いをして、申し訳ありませんでした」と謝ると、しばらく沈黙があって、「いえ、うちの子の成績のこともわかってますから」と元気のない声が返ってきました。

それから私は、ケンタくんを家に招くようにしました。息子と並んでリビングのテーブルで勉強する二人を見ながら、あのとき自分が何を怖れていたのかをずっと考えていました。

相手の子の"見えていない部分"を想像する余裕を、私はあのとき持てていなかった。ケンタくんの頑張りが教えてくれたのは、成績じゃなくて、その子の生き方でした。

(30代女性・主婦)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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