
「籍だけでも」借金を隠して彼女に入籍を迫った私→全部バレて...
コラム
あの頃の自分が何を考えていたのか、今でも情けなくなる。好きだという気持ちは本当だった。でも、それ以上に大きなものを抱えていた私は、彼女を「解決策」として見始めていたのかもしれません。
急に変わったのは、私のほうだった
彼女と出会ったのは、共通の友人が開いた食事会でした。朗らかで、話していると自然と笑顔になれる人。気づけば毎週会うようになり、交際がスタートしました。最初の半年は本当に穏やかで、お互いのペースを大切にしながら関係を育んでいた気がします。
でも、交際8カ月を過ぎた頃、私の頭の中には別の計算が生まれていました。仕事の失敗が重なり、気づけば返しきれない借金を抱えていたのです。彼女に打ち明ける勇気はなく、ただ「共働きになれば何とかなる」という甘い見通しだけが膨らんでいきました。
焦りが言葉ににじみ出ていた
ある日の昼間、仕事の合間に彼女へメッセージを送りました。
「籍だけでもいれない?式とかは後でいいからさ」
「俺のこと信じてないの?」
送った後、自分でも気持ちの悪い言葉だと気づいていました。プロポーズでも愛の言葉でもない、ただの打算。
彼女が「なんでそんなに焦るの?」と聞いてくるたびに「好きだから早く一緒になりたいだけ」と繰り返しました。本当のことを言えば、すべて終わるとわかっていたから。
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本当のことが、バレた夜
























