
「傘持った?」と毎回聞いてくる彼に「お母さんか」と返したら→既読スルーの後に届いた一言
コラム
5時間後に届いた、たった一行
10分後に既読がつきました。けれど返信はありません。出勤中も、午前の打ち合わせ中も、お昼休みになっても、彼からのメッセージは来ませんでした。普段は仕事中にスマホを見ない私が、何度も画面を確認してしまっていました。
12時45分、ようやく彼からの返信が届きました。「じゃあ、もう聞かないね」
怒っているのか、傷ついたのか、それとも本当に「もう聞かない」のか。短すぎて、何も読み取れません。返信の言葉が見つからないまま、時間が過ぎていったのです。
そして...
その次の雨の日、いつもの「傘持った?」のメッセージは届きませんでした。彼からの一言は途絶えたままです。私のスマホは、必要な通知だけが鳴る、味気ないものに変わっていきました。
私から「ごめん、ちょっと話せる?」と送りました。返ってきたのは「うん、いいよ」だけ。電話で「気にしないで」と言ってくれた彼の声は、いつもより少しだけ遠く聞こえたのです。
私の「お母さんか」は冗談のつもりでしたが、彼は違った。これからの朝は、私から先に天気を確認して、彼に「傘ある?」と送ろうと思っています。同じ言葉を返したいのです、今度はちゃんと。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)




























