
「次のデートどこ行きたい?」に「どこでもいい」と返した彼→「じゃあ図書館ね」と送ったら秒で返信が来た
コラム
3秒後の返信
送信ボタンを押してから、3秒も経っていなかったと思います。画面に通知が光りました。
「いいね、行こう」
一瞬、目を疑いました。「えっ、本気で?」と打ち込むと、すぐに返事が来たのです。「むしろ前から行きたかった」画面を見つめたまま、私は驚いてました。前から行きたかった?図書館に?聞いたことがない。デートの提案をしないだけじゃなくて、自分の希望すら言ってこなかったということ?
私は彼を「決めるのが苦手な人」と思い込んでいたけれど、そうじゃないのかもしれません。決めないんじゃなくて、決めないようにしていたのかも。そんな考えが浮かんで、私のほうこそ返事ができなくなりました。
そして...
翌週、私たちは本当に図書館へ行きました。彼は文学コーナーで何冊か本を抜き、ベンチに腰を下ろして読み始めました。私はその隣に座って「これ、どんな話?」と手元をのぞき込みました。あらすじを話す彼の横顔は、いつもより穏やかに見えました。
帰り道のカフェで「ずっと我慢してたの?」と聞いたら、「我慢じゃないけど、地味って思われたくなくて」と笑っていたのです。「もっと早く言ってほしかった」と私はつぶやきました。彼が何を好きなのか、私もちゃんと聞いてこなかった。これからは、お互いの本音を、ちゃんと言葉にしていこうと思います。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)




























