
彼女からの「好きな人できた」のメッセージ。続きが来るまでの5分間、僕が考えていたこと
コラム
彼女は明るくて少し茶目っ気のある人で、僕の堅さを補ってくれる存在でした。ところがある夜、彼女から届いた一通のメッセージで、僕は2年で初めて彼女に怒鳴ってしまったのです。
帰りの電車で届いた、たった一通
残業を終えて帰りの電車に乗った瞬間、彼女から「好きな人できた」のメッセージが届きました。揺れる電車の中で3回は読み直しました。2年付き合ってきて、突然こんなメッセージが来る理由を必死で考えました。
最近会えていなかったこと、僕の返信がそっけなかったこと、彼女が職場で楽しそうに話していた同僚のこと。心当たりが次々と頭をよぎっていきました。
打てたのは「は?」というひとことだけ
返信を打とうとしても、何を打てばいいかわかりません。「誰?」「いつから?」「俺のことは?」いろんな問いが浮かんでは消えました。電車のドアにもたれたまま、結局「は?」としか打てませんでした。
送信した瞬間、もう一通打とうとして、画面に通知が入ります。
彼女から2通目「あなたのこと何回好きになっても飽きない」それを読んだ瞬間、押し寄せてきたのは安堵と、遅れてやってきた強い怒りでした。返信がくるまでの時間、僕の中で組み立てていた最悪の想像は、いったい何だったのか。
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冗談で済む話じゃない
























