
改行を一切しない長文を送ってくる彼→「読みにくい」と言ったら、次は一単語ずつ改行してきた
コラム
仕事終わりに届いた、想像を超えるメッセージ
数日後の夕方。仕事を終えて駅のホームでスマホを開くと、彼からの新しいメッセージが届いていました。
開いた瞬間、思わず画面を二度見しました。一行に一単語、ぽつんぽつんと縦に並んでいるのです。
「今日
は
お疲れ
さま
何
食べた
?」
という具合に、たった数文字の言葉が延々と続いていく。スクロールが妙に進みます。
電車に揺られながら、思わず笑ってしまいました。確かに改行はされている。しかし、されすぎているのです。彼の生真面目さがにじみ出ていて、呆れと愛おしさが同時に湧いてきました。
そして...
電車を降りる頃、ようやく「これじゃ読みにくさが逆に増してるよ」と返信しました。家に着いて少し落ち着いてから、彼に電話をかけました。
電話口で笑いながら「気持ちは伝わったよ。でも一単語ずつだと逆に読みづらいの」と伝えると、彼は真剣な声で「論文の段落分けを参考にした」「視認性を上げるなら一語ごとに改行するのが究極だと思った」と説明してくれました。
不器用な人だと改めて知りました。私の「読みにくいよ」という一言を、彼はそれほど重く受け止めて、本気で答えを探してくれていたのです。「次回は普通の改行で大丈夫」と伝えると、彼は照れたような声で「分かった、勉強し直す」と返してくれました。
完全な解決ではないけれど、彼との会話の幅が少しだけ広がった気がしました。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)



























